
このような悩みに答えていきます。
✔️ 本記事の内容
- ブログ記事のリライトが必要な理由
- ブログ記事をリライトする4つの手順
- 検索順位ごとのリライト方法
リライトとは、記事の検索順位を確認しながら、より上位表示するために記事の内容を書き換えることです。
リライトは検索エンジンで上位表示をするために必須の作業で、リライトなしでは上位表示は難しいでしょう。
だからと言って、記事を片っ端から書き直すのはやり方としてはNGです。
効率的に検索順位を上げるためには、正しい方法でリライトする必要があります。
本記事では、リライトするべき記事の選び方から検索順位に応じたリライト方法まで徹底解説していきます。
これからもっと検索順位を上げてアクセスを増やしたいという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ブログ記事のリライトが必須な理由
冒頭で、リライトはアクセスを集めるためには必須だと紹介しました。
では、なぜリライトが必須なのでしょうか?
その理由を3つ紹介します。
✔️ ブログ記事のリライトが必須である理由
- 最初から上位表示させるのは難しいから
- 記事を最新の情報にするため
- 収益を上げるため
それぞれ解説します。
1.最初から上位表示させるのは難しいから
リライトが必要な理由一つ目は、ブログ記事を最初から上位表示するのは難しいから。
なぜ最初から上位表示するのが難しいかというと、Googleのアルゴリズム(検索順位を決める仕組み)は複雑だからです。
ブログを書くときには、検索で上位を取りたいキーワードを選んでから記事を書き始めます。
記事を書いてから一定期間が経つと、検索順位が安定します。
そのとき、選んだキーワードで上位が取れているかどうかでSEO対策の答え合わせが必要です。
検索順位をさらに上げるためには、上位表示されるように記事を編集する必要があります。
※キーワード選びってなに?という方は以下の記事を参考にしてみてください。
2.記事を最新の情報にし、鮮度を保つため
記事で紹介したサービスや商品は、数ヶ月後に価格が変わったり、サービス自体が終了するということがよくあります。
にもかかわらず記事を修正せずそのままにしていると、読者に間違った情報を提供していることになります。
読者のためにも、記事を最新の情報にしておくことが必要です。
また、記事自体も投稿が最近の方が読まれやすいため、記事の新鮮さを保つためにもリライトが必要になります。
3.収益を増やすため
アクセスは多いけど、そこから商品が売れないという場合は、訴求の方法が間違っている可能性があります。
その場合は、読者が商品を買いたくなるような文章や構成に書き換える必要があります。
リライトは、アクセスだけでなく、収益を上げるためにも必要になります。
ブログ記事をリライトする手順
ブログ記事をリライトする手順を解説していきます。
リライトは以下の4つの手順で行います。
✔️ リライトの手順
手順①リライトする記事を決める
手順②リライトの目的を決める
手順③競合を調査する
手順④目的に合わせて記事内容の追加修正を行う
手順①リライトする記事を決める
リライトは、全ての記事を片っ端から行えばいいというわけではありません。
優先順位を決め、効率的に順位を伸ばすためのリライトが必要です。
優先的にリライトする記事の条件は以下の3つ。
- 検索順位が50位以内の記事
- アクセスが集まっている記事
- 投稿から2ヶ月以上経っている記事
検索順位は以下のツールを活用することで、調べることができます。
無料ツール:Googleサーチコンソール
有料ツール:ランクトラッカー
上記の2つですね。
サーチコンソールでも検索順位を追うことはできるのですが、キーワードが多くなるとかなり大変な作業になります。そのため、個人的にはランクトラッカーの導入をおすすめします。
なお、投稿から2ヶ月以上立っている記事を選ぶ理由は、新規記事は2ヶ月ほど順位が安定しないからです。
手順②リライトの目的を決める
リライトする記事を決めたら、リライトの目的を決めます。
例えば以下の通り。
- 検索順位を上げたい
- 記事からの売上を増やしたい
- クリック率を上げたい
目的を決めずにリライトしても、それほど効果は期待できません。
このように、リライトをした先に何を求めるのかを決めておく必要があります。
手順③競合を調査する
リライトする記事とその目的まで決まったら、狙うキーワードで検索し、上位表示している競合記事を確認します。
その上で、以下のことをチェックしていきます。
- 上位記事の内容や文字数
- 上位記事のタイトルの付け方
手順④目的に合わせて記事内容の追加修正を行う
リライトの目的が決まったら、その目的に合わせて以下のように追加・修正する内容を決めていきます。
- 検索順位を上げたい→SEO対策を見直す
- 記事からの売上を増やしたい→セールライティングやボタン配置を見直す
- クリック率を上げたい→タイトルやメタディスクリプションを見直す
以下の記事は記事内容の修正の参考にしてみてください。
ブログ記事のリライト内容【検索順位ごとに紹介】
ここからは、「記事の検索順位を上げること」を目的としたリライトの方法を、検索順位ごとに解説していきます。
検索順位が10位以内
検索順位が10位以内に入ったら、SEO対策は成功していると言えるでしょう。
ただ、可能であればさらに上位を目指す必要があります。
なぜなら、1位と10位ではクリック率に大きく差があるからです。
以下の表は、SISTRIX社が公開した2020年7月の検索順位とクリック率の関係です。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX
1位と10位では10倍ほどクリック率が変わることがわかると思います。
記事の内容やSEO対策ができていても、ドメインパワーが低いがために上位表示できないということもあります。
そのため、記事の質の向上と合わせてドメインパワーを上げるための施策も必要になります。
検索順位が20位以内
記事が20位以内に表示されたら、1ページ目に表示されるまでもう一歩です。
20位以内の記事は、上位記事を参考にしながら、内容が劣る部分の修正や追加が必要です。
情報の過不足がないか、SEO対策は十分できているかを確認しながらリライトを行いましょう。
検索順位が30位以内
検索順位が30位以内の場合、SEOやキーワード選定の方向性は間違っていませんが、まだ改善の余地があります。
対策としたは以下の2つが挙げられます。
- SEO対策を強化する:キーワードを見出しや記事内に入れる
- 関連記事を増やす:内部リンクでつなぐ
検索順位が50位以内
検索順位が50位以内の場合、記事のボリュームが少ないことが考えられます。
上位記事を確認しながら、見出しや文字数を増やし、記事を充実させましょう。
このとき、やみくもに文字数を増やすのはNGです。
上位記事の文字数は、ラッコキーワードを使うことで調べることができます。
検索順位が50位圏外
記事の投稿から2ヶ月経っても検索順位が50位圏外の場合は、以下の理由が考えられます。
- SEO対策ができていない
- 検索意図が理解できていない
- キーワードの選び方を間違えている
- 記事の質が低い
取れる対策は以下の通り。
- 同じキーワードで書き直す
- 記事を削除する
50位圏外の場合、思い切って記事を削除することも考えましょう。
ブログ記事のリライトに関する注意点
最後に、記事をリライトするときの注意点を紹介します。
注意①ブログを開設した直後はリライトしなくてよい
ブログを開設してすぐに書いた記事は、2ヶ月経ってもリライトする必要はありません。
なぜなら、ブログ開設後3ヶ月〜半年ほどは検索エンジンの仕組み上上位表示できないからです。
ブログ開設から間もないうちはリライトのことは考えず、記事の執筆に集中しましょう。
注意②URLを変えてはいけない
リライト時、記事のURLは絶対に変えてはいけません。
なぜなら、URLを変更してしまうと、それまでのSEOの評価がリセットされてしまうからです。
URLを変えるとそこからまた2ヶ月ほど評価が決まるのを待たなければならなくなり、時間をロスしてしまいます。
まとめ:ブログ記事をリライトして上位表示を目指そう
本記事では、ブログ記事のリライトの手順を紹介しました。
✔️ リライトの手順
①リライトする記事を決める
②リライトの目的を決める
③競合を調査する
④目的に合わせて記事内容の追加修正を行う
冒頭でも紹介した通り、リライトなしで検索上位を取ることはほぼ不可能です。
リライトするべき記事やタイミングを見極め、長期的な目線でSEOを攻略していきましょう!
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