
どうやって書けばいいかわからないから教えてほしい
このような悩みに答えていきます。
✔️ この記事でわかること
- メタディスクリプションの役割と効果
- メタディスクリプションの書き方のコツ
- メタディスクリプションに入れる内容
- メタディスクリプションに関するQ&A
結論、ブログ記事のメタディスクリプションはかなり重要です。
SEOに直接的な効果はないものの、間接的には大きく影響します。
メタディスクリプションを正しく設定することで、ブログのアクセス数に大きな差が生まれます。
にもかかわらず、意外と重要視していない人も多いので、この記事を参考にメタディスクリプションを書き、周りと差をつけていきましょう!
目次
メタディスクリプション(meta description)とは?
まず、そもそも「メタディスクリプション」とは何か、紹介していきます。
メタディスクリプション(meta description)とは、検索結果に表示されるために設定する「metaタグ」のことです
「metaタグ」とは、ブログの記事の内容を検索エンジンに伝える役割を持っているタグのことを言います。
メタディスクリプションは、検索結果に記事タイトルとともに表示される、以下の部分です。
メタディスクリプション役割は「記事の内容を簡潔に伝えること」
メタディスクリプション役割は記事の内容を簡潔に伝えることです。
通常、記事のタイトルは30文字前後であるため、タイトルだけでは記事の内容を簡潔に伝えることは困難です。
そこでメタディスクリプションが、タイトルだけでは伝えきれない情報を伝えます。
メタディスクリプションはSEOに"直接"効果はない
メタディスクリプションにはSEOに"直接"効果はありません。
しかし、間接的に効果があります。
メタディスクリプションを正しく設定することの効果は以下の通り。
・内容に興味を持ってもらいやすく、クリック率が上がる
・検索キーワードと一致する部分が強調表示されるため、関連がある記事と思ってもらえる
読者は、検索結果の中から、「タイトル」をみてクリックするかどうかを判断します。
ですが、タイトルだけでは記事の内容を判断するのは難しいので、その場合はメタディスクリプションをみて判断します。
魅力的なメタディスクリプションを設定することでアクセスが増え、SEOとして評価が上がりやすくなります。
このように、メタディスクリプションは間接的にSEOに貢献してくれるのです。
メタディスクリプションの書き方
では、記事のメタディスクリプションはどのように書いていけばよいのでしょうか?
ここからは、メタディスクリプションの書き方のコツを紹介していきます。
✔️ メタディスクリプションの書き方のコツ
- 検索上位を狙うキーワードを入れる
- 110文字以内に収める
- キーワードは前半の50文字に入れる
- キーワードを多用しない
- キーワードの種類は基本2つまで
- メタディスクリプションは記事ごとに設定する
1:検索上位を狙うキーワードを入れる
メタディスクリプションには、必ずその記事で検索上位を狙うキーワードを含める必要があります。
理由は、先ほども説明しましたが、検索結果で強調表示させることで、関連性が強い記事だと思ってもらうためです。
この記事で言えば、[メタディスクリプション 書き方]を含めてメタディスクリプションを書いていきます。
狙うキーワードの決め方は以下の記事で紹介しています。
>>キーワード選定の6つの手順とコツを紹介【ブログ初心者必見】
2:110〜120文字で設定する
メタディスクリプションは110〜120文字で設定するようにしましょう。
なぜなら、検索結果では、110〜120文字までしか表示されないからです。
それ以上の文字数になってしまうと、説明が途中で切れてしまうので、120文字以内で収める必要があります。
3:キーワードは前半の50文字に入れる
メタディスクリプションには、キーワードを前半の50文字に入れるようにしましょう。
なぜなら、スマホでは50~70文字しかメタディスクリプションの文字が表示されないからです。
そのため、前半にキーワードを置いておく必要があります。
メタディスクリプションが表示される文字数
PC:110〜120文字
スマホ:50〜70文字
4:キーワードを多用しない
メタディスクリプションの中にキーワードを入れるのは大切ですが、入れ過ぎも良くありません。
メタディスクリプションはあくまで読者に内容を伝えるためにあります。
本質を無視してキーワードを入れまくるのは好ましくありません。
キーワードを詰め込みすぎるとスパム判定されることもあります
5:キーワードの種類は基本2つまで
メタディスクリプションに入れるキーワードは2つ、多くても3つまでにしておきましょう。
キーワードを片っ端から入れても、文章に違和感が生まれます。
さらに結局何が伝えていたいのかわからない、内容がブレブレのメタディスクリプションになってしまう恐れがあります。
6:メタディスクリプションは記事ごとに設定する
メタディスクリプションを書くことはなかなかに面倒な作業ではあります。
だからといって、記事の内容の丸写しやテンプレートを作るのは好ましくありません。
記事を書くたびにその記事にあったものを書いていくようにしましょう。
メタディスクリプションに入れる内容
続いて、メタディスクリプションにはどのような内容を入れるとよいか解説していきます。
基本的に以下の3つです。
✔️ メタディスクリプションに入れる内容
- 記事の内容
- 記事を読むことで読者のどんな悩みを解決できるか
- 記事を読むメリット
1:記事の内容
メタディスクリプションには、最初に「記事の内容」を一言で書きましょう。
この記事にはどのようなことが書かれているのかを読者に伝えましょう。
文字数はそれほど取る必要はなく、タイトルの補足程度で十分です。
例:(この記事では)〇〇について解説します
2:記事を読むことで解決できる悩み
続いて、記事を読むことで解決できる悩みを書いていきましょう。
例:この記事を読むことで、〇〇になります
3:記事を読むメリット
最後に、この記事を読むメリットを書いていきましょう。
なぜこの記事を読む必要があるか、どんなメリットがあるかが簡潔だと、読者の興味を惹くことができます。
メリットは、「悩みを解決した先で得られるもの」を書きます。
例:(解決できる悩み)することで、〇〇できるようになります
この記事でいえば以下のようになります。
- 記事の内容:メタディスクリプションの書き方について紹介します。
- 記事を読むことで解決できる悩み;この記事を読むことで、メタディスクリプションの書き方がわかるようになります。
- 記事を読むメリット(悩みを解決して得られるもの):メタディスクリプションの書き方をマスターすることで、ブログのアクセスが増え、稼ぎやすくなります。
このように、メタディスクリプションには、読者の潜在的なニーズにも答えるように書いていきましょう。
※これはあくまで一例です。前章で紹介した通り、記事ごとの内容にあったメタディスクリプションを設定することが大切です。
メタディスクリプションに関するQ&A
Q1.メタディスクリプションはどうやって設定するの?
メタディスクリプションの設定方法は主に2つあります。
✔️ 方法①WordPressの執筆画面で設定
WordPressの執筆画面の「メタディスクリプション」に書き込んでいきます。
✔️ 方法②プラグイン「All in One SEO」で設定
「All in One SEO」というプラグインでメタディスクリプションを設定する方法もあります。
プラグインをインストールして有効化すると、以下のような画面が出てきます。
メタディスクリプションは「メタ要素」に記入しましょう。
その際、「投稿コンテンツ」は削除します。
注意点として、ここにメタディスクリプションを書き込む場合は、一つ目に紹介したWordPressの画面にある「メタディスクリプション」は空欄にしておきましょう。
Q2.メタディスクリプションが反映されているか確認したい
メタディスクリプションが正しく設定されているかどうか確認するためには、ページのソースコードの確認が必要になります。
ページのソースコードは以下の手順で確認できます。
①対象のページで右クリック
②「ページのソースを表示」
③ソースコードの「meta」タグを確認
ここに、設定したメタディスクリプションの文章が入っていればOKです。
Q3.メタディスクリプションを設定しても検索画面に反映されない
メタディスクリプションを設定しても、検索結果に設定したはずの文章が表示されないこともあります。
これは、検索エンジンが、検索結果のスペニット(タイトルの下の文章)に関連性の高い文章を表示する仕組みになっているからです。
メタディスクリプションはあくまで、「こういう内容の記事です」と検索エンジンに伝えるだけであって、設定したメタディスクリプションが必ず適用されるわけではありません。
検索画面に表示させるためには、キーワードの密度を上げるなどの対策を行うと良いでしょう。
まとめ:メタディスクリプションを極めて差をつけよう
本記事では、メタディスクリプションのSEOへの効果を紹介しつつ、書き方と設定方法について解説しました。
✔️ メタディスクリプションの書き方のコツ
1.狙うキーワードを入れる
2.110文字以内に収める
3.キーワードは前半の50文字に入れる
4.キーワードを多用しない
5.キーワードの種類は基本2つまで
6.記事ごとに設定する
メタディスクリプションは軽視されがちですが、きちんと書けばSEOにも読者にも評価されるようになります。
しっかりと取り組みながらアクセスを増やしていきましょう!
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