
このような悩みに答えていきます。
✔️ 本記事の内容
- セールスライティングとは
- セールスライティングの代表的な「型」
- セールスライティングのテクニック
- セールスライティングの学習方法
セールスライティングは「文章でものを売るためのライティング」です。
セールライティングは売り上げに大きく影響する、かなり重要なスキルです。
本記事では、セールスライティングの基礎から具体的な書き方やテクニック、学習方法まで紹介しています。
この記事を読めばとりあえずセールスライティングの基礎はOKというレベル感になれるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
セールスライティングとは
冒頭でも紹介した通り、セールスライティングとは「モノを売るための文章を書く技術」のことを言います。
あまりピンとこないかもしれないので、簡単に説明していきます。
セールスライティングが使われる場面
セールライティングは以下のような場面で使われています。
- ブログアフィリエイトサイト
- ダイレクトメール(DM)
- メールマガジン
- ランディングページ(LP)
形態は違えど、「文章を読み進めて商品を買ってもらう」という目的はどれも同じです。
ちなみに、ランディングページ(LP)とは、読者のアクションを誘導するための縦長のレイアウトのページのことを指します(参考)。
コピーライティングとセールスライティングの違い
セールスライティングと似た言葉に、「コピーライティング」があります。
両者の違いは以下の通り。
- コピーライティング:読み手の心を短い言葉で動かす技術
- セールスライティング:文章全体で商品を売る技術
コピーライティングは短い言葉や文章で人を動かすことが求められます。
例えばテレビCMやブログのタイトルなどがあります。
一方セールスライティングは、記事全体で読者の心を動かしてモノを買ってもらうというイメージです。
セールスライティングのメリット
セールスライティングのメリットは「商品が売れやすくなること」です。
文章で読者の心を動かせるようになれば、どんな商品でも売れるようにもなります。
また、セールライティングはさまざまな場所で応用できます。
セールスライティングのデメリット
セールスライティングのデメリットは特にありません。
強いて言えば「胡散臭いこと」ですかね...
文章によっては押し売り感が強く、読者が不快に思ってしまうケースもあります。
知っておきたい「3つのNOT」
セールスライティングを実践する上で知っておきたい知識があります。
それは「3つのNOT」です。
3つのNOTは以下の通り。
✔️ 3つのNOT
①読まない(Not Read)
②信じない(Not Believe)
③行動しない(Not Act)
読者は記事を読まないし、信じないし、読んでも行動しません。
セールスライティングは、3つのNOTの壁を越えて、読者に読んでもらい、信じてもらい、行動してもらうためにあります。
これを頭に入れておきましょう。
セールスライティングの代表的な型
セールスライティングには「型」があります。
型に沿って文章を書くことで、売れる文章を書けるようになります。
ここでは、セールスライティングの代表的な型を3つ紹介します。
1.PASONAの法則
1つ目は「PASONAの法則」です。
PASONAの法則
Problem(問題):悩み、不安、不平、不満を示して問題提起をする
Agitation(煽り、共感):同じ境遇を共感しながら描写する
Solution(解決策):問題解決策として商品とその機能などを紹介する
Narrowing Down(絞込):ターゲットや期間を限定する
Action(行動):行動を促す
最近は、Solution(解決策)とOffer(提案)に分け、Agitation(煽り、共感)をAffinity(親近感)に変えた「新PASONAの法則」が主流になってきています。
新PASONAの法則
Problem(問題):悩み、不安、不平、不満を示して問題提起をする
Affinity(親近感):同じ境遇を共感しながら描写する
Solution(解決策):問題解決策として商品とその機能などを紹介する
Offer(提案):商品を提案する
Narrowing Down(絞込):ターゲットや期間を限定する
Action(行動):行動を促す
2.AIDMAの法則
2つ目は「AIDMAの法則」です。
AIDMAの法則
Attention(注目):読者の注意を引く
Interest(関心):読者に関心を持たせる
Desire(欲求):読者の欲求を刺激する
Memory(記憶):記憶を呼び起こす
Action(行動):行動を促す
3.AIDCASの法則
3つ目は「AIDCASの法則」です。
AIDCASの法則
Attention(注目):読者の注意を引く
Interest(関心):読者に関心を持たせる
Desire(欲求):読者の欲求を刺激する
Conviction(確信):買うべきだと確信させる
Action(行動):行動を促す
Satisfaction(満足):満足感を持ってもらう
特徴は最初に読者の注意を引くこと。
最初に読者を惹きつけて、確信を持ってもらうことで、行動してもらいます。
セールスライティングのコツ
ここからは、セールスライティングにおいて知っておくべきコツを紹介していきます。
✔️ セールライティングのコツ
- 無料を訴求する
- 期限を設定する
- デメリットも提示する
- ベネフィットを提示する
それぞれ解説しますね。
1.無料を訴求する
セールスライティングにおいて、無料は最強です。
もし、「無料登録」や「無料お試し」など、扱う商品に無料の要素があれば積極的に使っていきましょう。
ちなみに、「登録を無料でする」よりも「無料で登録する」といったように、無料という単語は前においたほうが読者は興味を持ってくれます
2.期限を設定する
人は期間限定や数量限定に弱いので、制限することで、売れる確率が上がります。
例としては以下の通り。
- 限定100個
- ○月○日まで半額!
「今買わなきゃ損する」と思ってもらえる文章を考えてみましょう。
3.デメリットも提示する
セールスライティングではメリットと合わせてデメリットも同時に提示しましょう。
デメリットを提示すると商品が売れにくくなるのでは?と思うかもしれませんがそんなことはありません。
なぜかというと、商品の良さだけを紹介され続けるよりも、デメリットもあったほうが情報に信憑性が出るからです。
企業が運営しているサイトではなかなかデメリットを提示できないため、個人ブログを運営する上では差別化もできます。

4.ベネフィットを提示する
セールスライティングでは、商品のメリットだけでなくベネフィットまで提示しましょう。
まずは、両者の違いを解説します。
メリットとベネフィットの違い
- メリット:商品の「売りや特徴」
- ベネフィット:商品を通して得られる「利益」
「鉛筆」を例にするとメリットとベネフィットは以下のようになります。
- メリット:6角形になっている
- ベネフィット:机の上で転がらないため、地面に落とす心配がない
このようになります。
ベネフィットを提示することで、お客さんは商品を購入した先の未来を想像することができます。
結果的に購入につながる可能性が上がるので、ベネフィットの提示も忘れずに紹介しましょう」。
セールスライティングの学習方法
次に、セールスライティングの学習方法を紹介していきます。
学習方法は主に以下の2つです。
- セールスライティングの本で学習する
- 実際に文章を書いて学習する
「本でインプット→実際にブログで商品を売ってアウトプット」という流れですね
それぞれ解説していきます。
学習方法①セールスライティングの本を読む
セールライティングは本で学習できます。
おすすめは以下の3冊です。
①人を操る禁断の文章術
文章で人の心を動かす方法が学べます。
文章でモノを売る人はみんな読んでいる一冊です。
AmazonのAudibleを使えば無料で読むことができます
②セールスライティング・ハンドブック
セールスライティングの名著。
名前の通り、ハンドブックとして必要なところを辞書のように読むのがおすすめです。

③全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
国内外で読み継がれるセールスライティングのバイブルです。
読者に文章を読ませる「滑り台効果」の解説が特に参考になります。
学習方法②商品の紹介記事を書く
本で基礎を学んだら実際にセールスライティングで文章を書いていきます。
どれだけ学習しても、実際に手を動かさなければ身につかないので、必ず実践するように心がけましょう。
実践方法は簡単で、自分のブログで紹介できる商品を探し、その商品の紹介記事を書けばOK。
ブログを立ち上げていない場合は以下の記事からどうぞ。10分でブログを開設できます。
>>【10分で完了】エックスサーバーのクイックスタートでWordPressブログを開設する方法
売る商品の探し方は以下の記事を参考にしてみてください。
セールスライティングの注意点
最後に、セールスライティングの注意点を2つ紹介します。
①嘘や誇張表現はNG
セールスライティングは効果が大きいですが、嘘や誇張表現はNG。
一時的に売り上げを伸ばせたとしても長期的に見ればマイナスになってしまいます。
知らないうちに嘘や誇張表現になってしまわないように商品を深く知ることも大切です。

②セールスライティングを学習するのは文章の基本を理解してから
ブログを始めてすぐにセールスライティングを学習してしまうと、なかなか文章が書けなかったり、違和感のある文章になってしまう恐れがあります。
まずは基本的な文章力やWebライティングを身につけ、ある程度ブログのライティングに慣れてきてからセールスライティングの学習に取り組みましょう。

ライティングの学習方法や順番は以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ:セールスライティングをマスターして売り上げをアップしよう
本記事では、ブログの売り上げをアップするためのセールスライティングについて紹介しました。
✔️ 本記事のまとめ
- セールスライティングは「モノやサービスを売るためのライティング」
- セールスライティングの「型」にはめると書きやすくなる
- 学習方法は読書×実践
- 嘘や誇張表現はNG
セールスライティングの効果は絶大です。
ただ、身につけるまでには学習と実践が必須。
他のサイトや本でインプットしつつ自分のブログで練習し、徐々に書けるように練習していきましょう。
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