
どうやったら上位に表示できる記事を書けるんだろう...
このような悩みに答えていきます。
✔️ この記事の内容
- SEOキーワード選定の重要性
- SEOキーワード選定の6つの手順
- SEOキーワード選定に役立つツール
- SEOキーワード選定の注意点
ブログに記事が読まれるためには「SEOキーワード選定」が必須です。
なぜなら、どれほど質の高い記事を書いてもキーワード選定が間違っていたら読者には届かないから。
とはいえ、具体的にどのようにキーワード選定を行えばいいかわからない方も多いと思いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ブログ初心者でも検索上位を狙えるキーワード選定のコツを紹介します。
この記事を読むことで、キーワード選定の方法がわかるようになり、読まれる記事を作れるようになります。
ぜひこの記事を参考にキーワードを選んでみてくださいね。
目次
SEOキーワード選定とは?重要性を解説
まずはキーワード選定とは何か紹介していきます。
キーワード選定とは、「どのキーワードを狙って記事を書くかを決める作業」のことをいいます
SEOで検索順位を上げていく場合は、キーワード選定は必須です。
キーワード選定をしていない記事はどれだけ高品質なものでも読まれるのは難しいでしょう。

SEOキーワード選定の方法【6つの手順】
ここからは、SEOキーワード選定の方法を、実際の例と画像を用いながら紹介していきます。
✔️ SEOキーワード選定の手順
- 狙いたいジャンルの「単体キーワード」を決める
- 関連キーワードのリサーチ
- 検索ボリュームの調査
- 情報をスプレッドシートにまとめる
- 狙うキーワードを選定
- 競合を調査
順番に解説していきます。
手順①狙いたいジャンルの「単体キーワード」を決める
まずは狙いたいジャンルの「単体キーワード」を決めます。
単体キーワードとは、ブログのジャンルを一言で表したキーワードのことです。
たとえば以下のような単体キーワードがあります。
・メンズスキンケア
・糖質制限ダイエット
・動画配信サービス
このとき、「美容」や「ダイエット」など、市場規模が大きすぎるものではなく、そこから少し絞ったものがおすすめです。
単体キーワードは、自分のブログにあったものを選ぶようにしましょう。
今回は、「メンズスキンケア」を例に紹介していきます。
手順②関連キーワードのリサーチ
単体キーワードを決めたら、関連するキーワードを探していきます。
関連キーワードのリサーチには「ラッコキーワード」というツールを使用します。
ラッコキーワードラッコキーワードにアクセスしたら、検索バーに設定した単体キーワードを入力して検索します(今回は「メンズスキンケア」)。

検索バーに設定した単体キーワードを入力
検索すると、入力したキーワードの関連キーワードが一覧で表示されます。
確認したら、右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリック。
これで関連キーワードのリサーチと結果の取得は完了です。
手順③検索ボリュームの調査
次に、検索ボリュームを調査していきます。
検索ボリュームは、「キーワードプランナー」を使います。
キーワードプランナーキーワードプランナーを開いたら、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
すると、このような検索窓が出てくるので、
先ほどコピーした関連ワードを入力し、「開始する」をクリックします。
※もしエラーが出てしまう場合は、キーワードを削除すればOKです。
「開始する」を選択すると、関連キーワードが一覧で表示されます。
検索ボリュームが多い順に並べたいので、「月間平均検索ボリューム」をクリックして並び替えます。
すると、以下のように並び変わります。
一覧を確認できたら、右上のダウンロードアイコンをクリックします。
「過去プラン指標」の「Googleスプレッドシート」をクリック。
これで検索ボリュームの調査は完了です。
このあとはスプレッドシートの内容をまとめていきます。
手順④情報をスプレッドシートにまとめる
検索ボリュームをスプレッドシートで表示するとこのようになります。
このままだと見づらいので、まとめていきます。
このとき、以下の3つを残すようにしましょう。
・キーワード
・検索ボリューム
・競合性
まとめると以下のようになります。
手順⑤狙うキーワードを選定
スプレッドシートにまとめたキーワードの中から、以下のキーワードを除外し、絞っていきます。
✔️ 除外するキーワード
- 検索ボリュームが0のキーワード
- 意味が似ているキーワード
- 関係ないキーワード
上記を除外すると、狙うべきキーワードが見えてきます。
スプレッドシートの整理ができたら、次に進みましょう。
手順⑥競合を調査
狙うキーワードを見つけたら、実際にGoogle検索して競合の記事を見ます。
このとき見るのが、以下の2 つです。
✔️ 上位サイトを見るポイント
・サイトの強さ:上位に国や企業が運営しているサイトやドメインパワーが強いサイトは避ける
・サイトの記事数:記事数が多いサイト=強いサイト
・キーワードと記事内容との親和性:キーワードと内容が乖離しているなら狙い目
個人でブログを運営している場合、ページが企業サイトで埋まっているキーワードで戦うべきではありません。
そのため、個人でも勝てそうかを確認しておく必要があるのです。
もし個人サイトでも戦えそうなら、上位の記事の見出しを確認しましょう。
そうすると、上位の記事に共通して入っている内容がわかります。
共通して入っている内容を網羅しつつ、プラスαで情報を入れることで、上位表示を狙えます。
SEOキーワード選定に役立つツール
ここからは、SEOキーワード選定に役立つツールを2つ紹介します。
トレンドや読者の悩みを解決するために活用してみてください。
✔️ SEOキーワード選定に役立つツール
1.Googleトレンド
2.Yahoo!知恵袋
1.Googleトレンド
Googleトレンドは、今世の中でどんなことが検索されているかを調べるためのツールです。
市場の伸びを確認しながらキーワードを選んでいきましょう。
2.Yahoo!知恵袋
読者の悩みを知るためにはYahoo!知恵袋が有効です。
Yahoo!知恵袋を使う最大のメリットは、「実際に悩んでいる人の声」を聞くことができることです。
狙うキーワードを検索バー入力すると、実際の悩みが出てきます。
悩みに答えるような記事を書くことで、「読者の悩みを解決する記事」を作ることができます。
キーワード選定の注意点
ここからは、キーワード選定を行う際や実際に記事を書いたあとの注意点を紹介していきます。
✔️ キーワード選定の注意点
- 一つのキーワードで複数の記事を書かない
- キーワードを片っ端から書いていくのはNG
- 記事を「書きっぱなし」にしない
1.一つのキーワードで複数の記事を書かない
一つのキーワードで複数の記事を書いてしまうと、Googleからの評価が上がりません。
さらに、読者も混乱してしまうので、一つのキーワードに一つの記事を徹底しましょう。
2.キーワードを片っ端から書いていくのはNG
検索ボリュームが多いものを片っ端から書いていくのも避けておきましょう。
ボリュームが多いキーワードで記事を書くことは大切ですが、片っ端から書いていくと、サイトの方向性がわからなくなってしまいます。
さらに、アクセスにも売り上げにもつながらない記事を量産してしまう結果になるため、時間が無駄になってしまいます。
キーワード選びを間違えないために、サイト設計もあわせて取り組んでおきましょう。
サイト設計についてはブログのサイト設計が必要な理由と具体的な手順を解説【後悔しない】で紹介しています。
3.記事を「書きっぱなし」にしない
記事は書いたら終わりではありません。
狙ったキーワードで上位表示されているか、「Googleサーチコンソール」や「ランクトラッカー」を使って確認し、何度もリライトしましょう。
なお、記事のリライトは投稿の2~3ヶ月後を目処に行うとよいですよ。

まとめ:キーワード選定で読まれるブログを作ろう
本記事では、ブログのSEOキーワード選定の方法を6つの手順で紹介しました。
✔️ SEOキーワード選定の手順
手順①狙いたいジャンルの「単体キーワード」を決める
手順②関連キーワードのリサーチ
手順③検索ボリュームの調査
手順④情報をスプレッドシートにまとめる
手順⑤狙うキーワードを選定
手順⑥競合を調査
正しいキーワード選定をして、読者の役に立つ記事を書けば必ず記事が読まれるようになります。
ぜひこの記事を参考に次に狙うキーワードを決めてみてくださいね。
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