
このような悩みの答えていきます。
✔️ この記事でわかること
- NFTのガチホとは
- NFTをガチホするメリット・デメリット
- NFTはガチホするべきなのか
- ガチホしたい人におすすめのNFT銘柄
- NFTの買い方
さまざまなNFTがリリースされる中で、「ガチホ」という言葉を耳にする機会が増えました。
「ガチホ」とは、NFTを購入し、保有し続けることです。
NFTのガチホは、有益なことがある一方で、損失を被ることもあるリスクが伴います。
そのため、NFTはガチホするべきなのか、それとも損する可能性が高いからやめた方がいいのかわからない人も多いと思います。
そこで本記事では、NFTガチホのメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。NFTや投資に興味がある人は、ぜひ読んでみてください。
目次
NFTのガチホとは売らずに長期保有すること
「ガチホ」とは、「がっちりホールドする」の略語で、仮想通貨などの投資商品において、長期的な保有を意味するスラングです。つまり、価格の上下に左右されず、その投資商品を長期的に保有し続けることを指します。
NFTにおいても同様の使い方がされており、ミント(発行)または購入したNFTをすぐに売るのではなく、長期保有するという意味です。「ダイヤモンドハンド」とも呼ばれます。
国内NFTのトップインフルエンサーであるイケハヤ氏が「ガチホ文化圏」構想を掲げるなど、現在NFT界隈で話題になっています。
また、NFTのガチホについては、日々議論が行われています。
NFTをガチホするメリット
NFTをガチホするメリットは下記の通り。
NFTをガチホするメリット
- NFTの値動きに感情が左右されない
- 大きな利益につながることがある
- ガチホすることでゲットできるNFTがある
1:NFTの値動きに感情が左右されない
NFTをガチホするメリットの一つは、NFTの値動きに感情が左右されないことです。
NFTをガチホするということは、長期的な視点で所有することを意味します。したがって、価格変動によって気に病んだり、短期的な波に乗り遅れたりすることがありません。
代わりに、NFTの真の価値を認識し、コレクションとしての魅力や、そのアーティストや作品に対する愛情を楽しむことができます。
2:大きな利益につながることがある
NFTをガチホするメリットは、大きな利益につながる可能性があることです。
NFT市場は非常に新しく、価格変動が激しいため、短期的な取引で大きな利益を得ることができるかもしれません。ただし、NFTをガチホすることで、将来的にそのNFTの価値が大幅に上昇する可能性があることもあります。
これは、アーティストやコミュニティの評価が高まったり、そのアイテムが取り上げられたり、そのNFTが現実世界で重要な意義を持つようになったりすることによって起こるかもしれません。
また、特定のNFTが限られた数しか存在しない場合、その需要が高まることによって価格が急騰することもあります。したがって、NFTをガチホすることは、短期的な利益にこだわるのではなく、将来の可能性を見据えた長期的な投資としても魅力的な選択肢であることが分かります。
3:ガチホすることでゲットできるNFTがある
NFTをガチホするメリットは、ガチホすることで新たに入手できるNFTがあることです。
2022年末にリリースされた「LLAC」を例にしますね。
LLACはリリース直後に3ETHほどの価格になりました。日本円だと60万円ほどです。リリース直後にLLACを即売ることで、簡単にまとまった資金が手に入ったということです。
一方で、すぐには売らずにガチホし続けた人には、「CNW(Crypto Ninja World)」やLLACのデザイナーうむ子さんの「フリーミントNFT」のALが付与されるなど、LLACを持っていることで新たなNFTを獲得するチャンスが与えられました。
【umcフリミンLLAC確定枠について😺】
LLACを持ってたら確定ということではなく、初期ミントをして売ってる人は除外されます。
「一度売ったけど、買い戻しをしている」というケースについては、直接ご対応いただける事となりました😺
長く大切にしていただける方に届けたいと思います😺
#LLAC #umc pic.twitter.com/PIxtLitsjF— 猫森うむ子🐱猫型クリエイター (@umuco_digital) March 2, 2023
このように、ガチホすることで新たなNFTを入手できる可能性が生まれるのが、大きなメリットの一つです。
NFTをガチホするデメリット
NFTをガチホするデメリットもあるので、紹介します。
NFTをガチホするデメリット
- ガチホすることで損をすることがある
- 資金がかかる
- プロジェクト側からよく思われないこともある
1:ガチホすることで損をすることがある
NFTをガチホするデメリットは、ガチホすることで損をする可能性があることです。
NFT市場は非常に不安定で、価格変動が激しいため、NFTをガチホすることで将来的にそのNFTの価値が低下することもあります。
また、NFT市場はまだ新しい市場であるため、投資家の情報収集やリスク評価が難しいという問題もあります。
また、NFT市場はまだ規制が整備されておらず、不正行為や詐欺が横行しているため、NFTをガチホすることで詐欺被害に遭う可能性もあります。以上のようなリスクがあるため、ガチホした結果損をするなんてことがあるのです。
2:資金がかかる
NFTをガチホするデメリットは、資金がかかることです。
ガチホするということは、長期投資をするということ。つまり、短期的な収益を得ることができないということですね。そのため、資金を長期間NFTに注ぎ込む必要があり、それには一定のリスクが伴います。
3:プロジェクトによってはよく思われないこともある
プロジェクト側からよく思われないこともあるのも、NFTをガチホするデメリットの一つです。
NFTのプロジェクトによっては、投資家がNFTを長期保有することを好まない場合があります。これは、NFTを保有している投資家が、市場の価格変動に関わらず長期的に保有するため、市場の流動性を低下させる可能性があるからです。
また、プロジェクト側が将来的に新しいプロジェクトを開始する場合、既存の投資家がNFTを売却することを好む場合があります。
最後に、プロジェクト側からよく思われないこともあるため、投資家は市場動向やプロジェクトの方向性を注視し、適切な投資判断を行う必要があります。
NFTはガチホするべきなの?
最近、たびたび「ガチホ論争」が起きています。
ここでいう「ガチホ論争」とは、NFTを長期間保有し続けることが重要であると主張する人々と、トレードやスイングトレードを行うことで短期的な利益を狙うことが有効であると主張する人々の間で起きる議論のことです。
「NFTをガチホして楽しんでほしい」というプロジェクトに対して「NFTの売買は個人の自由だ」という反対意見を唱える人もいます。
では、NFTはガチホするべきか、そうではないのか。
あくまで僕の意見ですが、NFTをガチホするかどうかは個人の自由で、どちらが正解なんてことはないと思っています。
そのNFTに将来性があると思ったらガチホして楽しめばいいし、将来性がないと思ったなら手放せばいい。それだけの話です。
ガチホを推奨するコミュニティも、短期トレード歓迎のコミュニティもあるので、自分のスタンスに合わせて参加するコミュニティや購入するNFTを決めればいいと思っています。
自分と価値観が違う人に文句を言うことがよくないのではないかと言うのが正直な感想ですね。

ガチホ文化があるおすすめのNFT銘柄
続いて、ガチホ文化があるおすすめのNFT銘柄を解説します。NFTをガチホして長く楽しみたい人は参考にしてみてください。
ガチホ文化があるNFT銘柄
- CNP(CryptoNinja Partners)
- APP(Aopanda Party)
- LLAC(Live Like A Cat)
1:CNP(CryptoNinja Partners)
リリース日 | 2022年5月15日 |
販売個数 | 22222点 |
販売価格 | 0.001ETH |
フロアプライス(1月2日現在) | 2.629 ETH(約41万円) |
ブロックチェーン | Ethreum(イーサリアム) |
各種リンク | 公式Twitter 公式サイト OpenSea Discord |
CNP(CryptoNinja Partners)は、国内最大級のジェネラティブNFTコレクションです。
2022年5月にリリースされ、一時は3ETHを超えるほどの高い価値がつきました。現在も2.39ETHと簡単には手が出せない価格になっています。
ただ、所有しているだけでさまざまな体験ができるので、予算に余裕がある人は購入して損はないでしょう。

CNPの詳細は以下の記事で紹介しています。
>>CNPの詳細 続きを見る
【NFT】CNP(CryptoNinja Partners)とは?買い方や将来性を徹底解説
2:APP(Aopanda Party)
リリース日 | 2022年10月30日 |
販売個数 | 10000点 |
販売価格 | 0.001ETH |
フロアプライス(1月2日現在) | 1.114 ETH(約18万円) |
ブロックチェーン | Ethreum(イーサリアム) |
各種リンク | 公式Twitter 公式サイト OpenSea Discord |
Aopanda Partyは、TikTok60万フォロワーとUFOキャッチャー化を記念して企画されたジェネラティブNFTプロジェクトです。ファウンダーはアニメーターのAo Uminoさん。
キタァァァ!マイキャラ「#あおぱんだ」
この度プライズ化しました😭✨
新宿・秋葉原のセガビジョンでも放映開始!
RTキャンペーンも実施中です!🎁✨㊗TikTok60万フォロワー✨
✨㊗プライズ化記念✨に伴い
🎉ジェネラティブNFT企画スタートします!詳細はリプから🙏https://t.co/JeSGnlSpfP pic.twitter.com/ugujulOuag
— 🇯🇵 Ao Umino🎟TikTok650Kfan (@Devil_Kitties_) July 1, 2022
テーマは「毎日がパーティ」です。特別な日だけじゃなく、毎日をパーティな気分で明るく楽しく過ごせる人が一人でも多くなることを願っているそうです。

最近は、アニメのPVの作成され、クオリティの高さが話題になりました。
🎉『PANDAO』アニメPV完成しました!
曲:まいこさん @maipeach_明日のふるさと納税の返礼品アニメのイメージに繋がれば嬉しいです! #旅ぱん @alyawmu
【#APP 予定】
🐼 400万部のベストセラー英語講師と英語本の出版
🐼 企業案件公開(2023年春頃)…etc今後とも #PANDAO よろしくお願いします! pic.twitter.com/8zGZIUAls8
— 🇯🇵 Ao Umino🎟20:00定期スペース中🐼 (@Devil_Kitties_) December 29, 2022
価格は1.114 ETH(約18万円)と簡単は手は出せませんが、予算に余裕があれば購入してみる価値はあるでしょう。
APPの詳細は以下の記事で紹介しています。
>>APPの詳細記事 続きを見る
【話題】Aopanda Party (APP)とは?買い方や将来性を解説
3:LLAC(Live Like A Cat)
リリース日 | 2022年12月28日 |
販売個数 | 22222体(初期販売では運営が65%以上を保有) |
販売価格 | 0.001ETH |
フロアプライス(1月2日現在) | 3.099 ETH(約50万円) |
ブロックチェーン | Ethreum(イーサリアム) |
各種リンク | 公式サイト OpenSea |
LLAC(Live Like A Cat)は、「ネコのように自由気ままに生きてみよう」がテーマの国産ジェネラティブNFTプロジェクトです。
プロジェクトのメンバーは以下の通り。
- ファウンダー(にゃうんだー):しゅうへいさん(@shupeiman)
- リードデザイナー:猫森うむ子さん(@umuco_digital)
- マーケティングアドバイザー:イケハヤさん(@IHayato)
かなり豪華ですよね。
2022年の12月にリリースされ、丁寧なマーケティング戦略もあり、大成功を収めました。
LLAC(Live Like A Cat)に込めた想いについてはしゅうへいさんのnoteで紹介されているのであわせて読んでみてください。
LLACの詳細は以下の記事からどうぞ。
>>LLACの詳細記事 続きを見る
【NFT】LLAC(Live Like A Cat)とは?特徴と買い方を徹底解説
NFTの買い方5ステップ
では、NFTの買い方を5ステップで紹介していきます。
NFTの買い方
- 仮想通貨取引所の口座開設をする
- イーサリアムを購入する
- メタマスクを作成する
- メタマスクとOpenSeaを紐づける
- OpenSeaでNFTを購入する
1:仮想通貨取引所の口座開設をする
まず、仮想通貨を準備しましょう。なぜなら、NFTは現金ではなく、仮想通貨で購入するからです。
仮想通貨は取引所で入手できます。中でもおすすめなのがコインチェックです。
コインチェックは利用している人も多く、セキュリティも強固。そのため、初心者はコインチェックを使っておけば問題ありません。
「仮想通貨は難しそう」という人も多いと思いますが、口座開設も取引も簡単なので、以下の記事を参考にサクッと仮想通貨を手に入れてみてくださいね。
>>コインチェックの無料登録方法 続きを見る
【無料】コインチェックの口座開設方法を5ステップで解説【入金方法あり】
2:イーサリアムを購入する
コインチェックで口座開設できたら、イーサリアムを購入します。なぜイーサリアムかというと、NFTの購入のほとんどはイーサリアムで行うからです。
コインチェックの販売所でイーサリアムを購入します。

イーサリアムの購入方法
①:販売所(購入)を選択
②:通貨一覧の中から「ETH」を選択
③:購入するETHの数量を入力
④:数量が決まったら「購入する」を選択
これでイーサリアムの購入は完了です。
3:メタマスクを作成する
続いて、仮想通貨ウォレットの「MetaMask(メタマスク)」を作成していきます。
ウォレットとは、仮想通貨を入れる「財布」のようなものです。仮想通貨を入金することで、外部との取引が可能になります。
まず、メタマスクにアクセスします。
メタマスクには偽物も多く存在します。誤って偽物に入金してしまうと、資産を失う危険性があるので注意しましょう。
以下のリンクは安全です。
メタマスクアクセスできたら、メタマスクをGoogle Chromeに追加していきます。
「Install MetaMask for Chrome」をクリック。

Install MetaMask for Chromeをクリック
画面右上の「Chromeに追加」をクリック。

Chromに追加する
これでメタマスクをChromeに追加できました。
続いて、ウォレットを作成していきます。
画面右の「ウォレットの作成」をクリック。

「ウォレットの作成」をクリック
パスワードを作成します。

パスワードの作成
手順は以下の通り。
- パスワードを入力
- 利用規約に同意してチェック
- 「作成」をクリック
これでウォレットの作成は完了です。
次に、メタマスクのセキュリティを強化します。
まず、「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリック。
すると、バックアップフレーズが表示されます。
ここで、バックアップフレーズに関する注意点が2点あります。
バックアップフレーズの注意点
- バックアップフレーズはメモ帳等に書き写しておくこと
- バックアップフレーズは誰にも見せないこと
バックアップフレーズの保管は、スクリーンショットやデジタルのメモ帳ではなく、紙のメモ帳がおすすめです。また、バックアップフレーズを忘れたり他人に知られたりすると、ウォレット内の資産を全て失う可能性があります。大切に保存しておきましょう。
最後に、先ほど表示されていたバックアップフレーズを枠内に入力します。
これでメタマスクアカウントの作成は完了です。
次に、メタマスクに仮想通貨を送金していきます。

メタマスクに仮想通貨を追加
手順は以下の通り。
- 「暗号資産を送金」を選択
- 「Ethereumを送金」を選択
- 「送金先リストを選択」をクリック
続いて、メタマスクのアドレスを登録します。
Google Chromeのタブからメタマスクを選択し、アドレスをクリックしてコピーします。

メタマスクのアドレスをクリックしてコピー
宛先のラベルとアドレスを入力し、追加します。

宛先のラベルとアドレスを入力
- 新規ラベル:好きな名前を入力
- 新規宛先:先ほどコピーしたメタマスクのアドレスを入力
入力できたら「保存」を押します。
SMSが送信されるので、6桁のコードを入力します。

SMSに送信された6桁のコードを入力
先ほど設定した宛先を選択し、送金する金額を入力します。

宛先を選択し、送金する金額を入力
最後に「送金する」を押せばメタマスクへの送金は完了です。
4:メタマスクとOpenSeaを紐づける
続いて、OpenSeaとメタマスクを紐付けます。
Opensea(オープンシー)とは、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。「NFTの購入はOpenSeaで」と言ってもいいほど、大きなシェアを獲得しています。

OpenSea(オープンシー)
まず、OpenSea(オープンシー)を開きます。
OpenSeaを開いたら、画面右上から「人のマーク→Settings」を選択。

画面右上から「人のマーク→Setting」を選択
「MetaMask」を選択します。

「MetaMask」を選択
「Sign In」をクリック。

「Sign In」をクリック
「接続」をクリック。

「接続」をクリック
署名を要求されるので、「署名」をクリックします。

「署名」をクリック
これで、MetaMaskとOpenSeaの接続は完了です。
5:OpenSeaでNFTを購入する
では、いよいよOpenSeaでNFTを購入していきます。ここでは、僕が先日購入した「VLCNP」のアイテムを例に紹介します。
まず、Openseaのページから欲しいNFTを選択します(必ず公式のリンクからアクセスしましょう)。
※購入するNFTについては、【2023年】NFT初心者におすすめの国内プロジェクト10選【予算別】を参考にしてみてください。

ほしい作品を選択
欲しい作品が決まったら、「Buy Now」をクリック。

「Buy Now」をクリック
「Complete Purchase」をクリックします。

「Complete Purchase」をクリック
あとは、本体の代金とガス代を払えば購入完了です。購入が完了すると、以下のようなメールが送られてきます。

購入完了メール
コレクションの中に入っていることも確認できました。

コレクションに入っていることを確認
まとめ:NFTをガチホするかは個人の自由
本記事では、NFTのガチホについて紹介しました。
✔️ 本記事のまとめ
- NFTのガチホとは、売らずに長期保有すること
- NFTをガチホするメリットは将来的に利益が大きくなる可能性が高いこと
- NFTをガチホするデメリットは、損する可能性があること
- NFTをガチホするかはどうかは個人の自由。正解はない
- 自分のスタンスを明確にし、それに合ったNFTに参加することが大切
NFTのガチホについては様々な意見があると思いますが、どれが正解ということはありません。
自分はどのようなスタンスなのかを決めて、それにマッチするコミュニティに属することが、NFTを純粋に楽しむ方法だと思います。
僕自身はガチホして長くNFTを楽しみたいので、引き続きNFTを長期保有したいと思います。