
このような悩みに答えていきます。
本記事では、メタバースのおすすめプラットフォームを紹介します。
最近、バズワードになっているメタバース。Facebookが社名を「Meta」に変更し、巨額の投資を行うなど、世界中で注目されていますよね。
ただ、実際にメタバースを体験したくても、どのプラットフォームを使えばいいかわからないですよね...
そこで本記事では、メタバースのおすすめプラットフォームを目的別に14個紹介します。中には日本発のプラットフォームもありますよ。
記事の後半では、メタバースプラットフォームで収益化する方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもメタバースって何?という方は、メタバースとは?始め方とやり方をわかりやすく解説【初心者必見】をご覧ください。
目次
メタバースを体験できるおすすめプラットフォーム7選
メタバースを体験できるおすすめプラットフォームは以下の通り。まずはここから始めるのがおすすめです。
おすすめプラットフォーム
- VRchat
- cluster(クラスター)
- フォートナイト
- REALITY(リアリティ)
- Horizon Worlds(ホライゾンワールド)
- Roblox(ロブロックス)
- ZEPETO(ゼペット)
1:VRchat
『VRChat』は、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRアプリです。ユーザー同士の交流や、アイテムの売買などの経済活動を行うことができます。
バーチャルイベントも定期的に開催されています。中でも注目を集めているのが「バーチャルマーケット」。
過去には100万人を超える入場者を記録するなど、絶大な人気を誇っています。
2:cluster(クラスター)
『cluster(クラスター)』は無料で遊べる日本のメタバースアプリです。
スマホとPCの両方に対応しているため、誰でも気軽にメタバースを体験できます。
clusterでは、ワールドの作成やユーザー同士の交流、イベントの開催・参加など、幅広い楽しみ方が可能です。

「とりあえずメタバースを体験してみたい」という初心者の方は、clusterから始めてみることをおすすめします。
clusterの詳細と使い方は【簡単】cluster(クラスター)の使い方を5つ紹介【スマホでメタバース体験】で詳しく解説しています。
3:Fortnite(フォートナイト)
Fortnite(フォートナイト)は、Epic Gamesが運営するメタバースプラットフォームです。
同社が提供する「Unreal Engine」で開発されています。
Fortniteは"ゲーム"のイメージが強い人も多いと思いますが、最近は"メタバース"として注目されるようになりました。
その理由としては、誰でもワールドを作成できるようになった「クリエイティブモード」が追加されたことや、ゲーム内でバーチャルライブが開催されるようになったことが挙げられます。
実際、人気アーティスト米津玄師さんのライブがフォートナイト内で開催されたことも大きな話題になりました。
ゲームとしてもメタバースとしても注目されているプラットフォームなので、一度遊んでみてはいかがでしょうか。
無料でプレイでき、対応プラットフォームも多いですよ。
4:REALITY(リアリティ)
REALITY(リアリティ)は、ソーシャルゲームのグリーの子会社が運営する日本のメタバースプラットフォームです。
大きな特徴は、コミュニケーションを取ることがメインのプラットフォームであるということ。アバターやワールドを作成し、その中で多くの人との交流を楽しめます。
元々はライブ配信のプラットフォームとしてスタートしましたが、2021年8月に100億円以上の投資をし、メタバース事業に参入しました。
今後ますます発展すると考えられる注目のプラットフォームです。
5:Horizon Worlds(ホライゾンワールド)
『Horizon Worlds(ホライゾンワールド)』は、Meta社(旧Facebook社)が提供するメタバースプラットフォームです。2021年12月に一般公開されましたが、2022年5月現在、日本では公開されていません。
Horizon Worldsの大きな特徴は、Unityなどの外部ツールを使わなくてもワールドやアイテムを作成できること。直感的にVR空間やアイテムが作れるため、アイデアを簡単に形にできます。
日本での公開が楽しみなメタバースプラットフォームの一つです。
6:Roblox(ロブロックス)
Roblox(ロブロックス)は、ゲームを作って公開できるメタバースプラットフォームです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは大人気で、月間のアクティブユーザーは1億人を超えています。
Robloxがメタバースだと言われる理由は、クリエイターエコノミーであるからです。
運営社が作ったゲームで遊ぶのではなく「ユーザーが作ったゲームをユーザーがプレイする」というシステムが評価されています。
実際、NIKEなどの大手企業がRoblox上にワールドを作る動きも広がっています。今後日本でも流行る可能性が高いので、要チェックです。
7:ZEPETO(ゼペット)
『Zepeto(ゼペット)』は、ユーザー数3億人以上を誇る韓国発のメタバースアプリです。
自分そっくりのアバターが作成できるほか、手持ちの写真と合成したり、ZEPETO同士で集まって写真撮影したりと、幅広い遊び方ができます。
もちろん、バーチャル世界に入って遊ぶことも可能。「ZEPETO World」を使うことで、公式が作成したマップやコラボマップだけでなく、ユーザーがデザインしたマップで遊ぶこともできます。
作成したワールドやアイテムは販売して収益化もできるので、一度インストールして遊んでみてはいかがでしょうか。
メタバースで収益化できるおすすめプラットフォーム3選
続いて、メタバースで収益化できるおすすめのプラットフォームを3つ紹介します。
仮想通貨やNFTの知識が必要になるものの、タイミングによっては大きく稼ぐことも可能なので、チェックしてみてくださいね。
収益化できるプラットフォーム
- TheSandbox(ザ・サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Bloktopia(ブロックトピア)
1:TheSandbox(ザ・サンドボックス)
TheSandbox(ザ・サンドボックス)は、現在最もメタバースに近いゲームと言われており、個人的にもかなり注目しています。
TheSandboxでは、メタバース上の土地「LAND」を所有することで経済活動が可能です。
また、TheSandbox上のトークン「SAND」を使うことで、自作したアバターやアイテムの販売など、収益化もできます。
2022年3月現在、アルファ版が公開されています。
ゲーム画面は以下の通り。
これから本格的に盛り上がってくると考えられる注目のプラットフォームです。
>>TheSandboxの詳細 続きを見る
【完全版】TheSandbox(ザ・サンドボックス)の始め方と稼ぎ方を解説
2:Decentraland(ディセントラランド)
『Decentraland(ディセントラランド)』最も歴史が長いとされるメタバース構想のプロジェクトです。
Decentralandのワールドは、「LAND(ランド)」と呼ばれる仮想空間上の土地で構成されています。LAND内にゲームや美術館を作り、入場料を取ることで、収益化も可能です。
LANDは、ゲーム内のマーケットプレイスで取引されています。
こちらも土地の価格はなかなかの高額なので、まずはワールドで遊びつつ、NFTアイテムで収益化を目指すと良いでしょう。
>>Decentraland(ディセントラランド)の始め方 続きを見る
Decentraland(ディセントラランド)とは?始め方や遊び方を徹底解説
3:Bloktopia(ブロックトピア)
『Bloktopia(ブロックトピア)』はポリゴンチェーンのメタバースプロジェクトです。
21階建てのビルで構成されており、各エリアで活動を楽しみながら稼ぐこともできます。
不動産や広告などの収益化システムもある、今注目されているメタバースプラットフォームです。 続きを見る
>>Bloktopiaの遊び方
Bloktopia(ブロックトピア)とは?始め方と遊び方を解説【メタバース】
メタバースを開発できるおすすめプラットフォーム4選
メタバースを"創る側"になりたい人におすすめのプラットフォームを4つ紹介します。
おすすめ開発プラットフォーム
- Blender(ブレンダー)
- Maya(マヤ)
- Unity(ユニティ)
- Unreal Engine(アンリアルエンジン)
なお、上記の4プラットフォームを2つに分類すると以下のようになります。
- モデリングソフト:Blender、Maya
- ゲームエンジン:Unity、Unreal Engine
それぞれ役割が違うことも頭に入れて、チェックしてみてください。では紹介していきます。
1:Blender(ブレンダー)
Blenderは3DCGアニメーションを作成するための統合環境アプリケーションです。
Blenderを活用することで、身の回りのアイテムをモデリングできるだけでなく、巨大な都市を作ることもできます。
Blenderは、YouTubeや書籍のほか、Udemyでも学べるので、まずはダウンロードして触ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕は以下の動画を参考にしながらBlenderデビューしました。
Blenderの始め方と学習方法は以下の記事で紹介しています。 続きを見る
>>Blenderの始め方と学習方法
【メタバース】Blender(ブレンダー)とは?始め方と学習方法を解説
3:Maya(マヤ)
Maya(マヤ)は、オートデスク社によるハイエンド3次元コンピュータグラフィックスアニメーションソフトウェアです。
Blenderよりも高度なモデリングができ、プロの現場ではMayaが多く使われています。
ただ、料金が28万6,000円/年(税込)と高額なため、初心者にはなかなか手が出しづらいのが難点です。
そのため、まずはBlenderでモデリングに慣れたあとに使うことをおすすめします。
2:Unity(ユニティ)
Unity(ユニティ)とは、ユニティ・テクノロジーズ社が提供する、ゲーム開発に特化したゲームエンジンです。
3Dゲームだけでなく、2Dゲーム開発にも対応しています。
Blenderと組み合わせることでできることの幅が広がるので、合わせてマスターしておくと良いでしょう。
Unityについては以下の記事で解説しています。 続きを見る
>>メタバースとUnityについて
メタバースとUnityの関係は?開発できるサービスや学習方法も解説
3:Unreal Engine(アンリアルエンジン)
Unreal Engine(アンリアルエンジン)は、アメリカのEpic Games社が開発したソフトウェアです。Unityと並ぶ業界のスタンダードになっています。
Unreal Engineの魅力は、プログラミングを行わずにゲームが作れることです。
「ブループリント ビジュアル スクリプティング システム(ブループリント)」という事前に設定されたアクション(機能や動作)を利用することで、ゲーム内のあらゆる演出をプログラミングなしで行えます。
これからUnreal Engineはさらに一般化すると考えられるので、UnityやBlenderと合わせて覚えておいて損はないでしょう。
メタバースプラットフォームのおすすめ収益化方法
せっかくメタバースのプラットフォームで活動をするなら、収益化したいという人も多いのではないでしょうか。
そんな人に向けて、メタバースのプラットフォームで収益化するために必要なことを3つ紹介します。
1:仮想通貨を準備しておく
メタバースプラットフォームの多くは仮想通貨で収益化を行います。
仮想通貨は仮想通貨取引所で入手することができます。
取引所はいくつかあるのですが、おすすめはコインチェックです。
コインチェックは、国内最大級の仮想通貨取引所です。
おすすめする理由は以下の通り。
- 初心者でも取引がしやすい設計になっているから
- 大手ネット証券「マネックス」のグループが運営しているため、セキュリティが安心だから
- コインチェック内で直接土地を購入できるから
コインチェックでは、メタバースプラットフォームに使うアイテムを購入することもできます。
以下は「TheSandbox」上の土地「LAND」です。価格はかなり高いですが、コインチェック内で取引が可能です。

Coincheck NFT
コインチェックの口座開設と日本円の入金方法は以下の記事で丁寧に解説しています。
>>コインチェックで無料口座開設する 続きを見る
【無料】コインチェックの口座開設方法を5ステップで解説【入金方法あり】
2:NFTに触っておく
メタバース上でのアイテムはNFTとして取引を行うことが多いです。
例えば、TheSandboxでは、アイテムをNFT化して取引し、収益化します。

The Sandboxのマーケットプレイス
まずは、NFTがどのようにやり取りされるのかを知るのも兼ねつつ、自分でNFTを購入してみることをおすすめします。 続きを見る
>>NFTの購入方法
【初心者向け】NFTの買い方を5ステップでわかりやすく解説【注意点あり】
3:プラットフォームでアイテムやワールドを作成する
プラットフォームやアイテムを自作できるようになると、収益化しやすくなります。
例えばワールド内に美術館を建て、入場料やNFTアートの販売で稼ぐなどですね。
clusterのワールドクラフトなど、手軽にワールドを作成できるサービスもあります。
しかし、本格的に稼ぐなら、Unityなどのプログラミング言語を習得したり、Blenderなどの3DCG作成ツールを使えるのがベストです。
メタバースのおすすめプラットフォーム:まとめ
本記事では、メタバースのおすすめプラットフォームを紹介しました。
おすすめプラットフォーム
- VRchat
- cluster(クラスター)
- フォートナイト
- REALITY(リアリティ)
- Horizon Worlds(ホライゾンワールド)
- Roblox(ロブロックス)
- ZEPETO(ゼペット)
- TheSandbox(ザ・サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Bloktopia(ブロックトピア)
- Blender(ブレンダー)
- Maya(マヤ)
- Unity(ユニティ)
- Unreal Engine(アンリアルエンジン)
メタバースのプラットフォームはこれから国内外で増え、GAFA以上の影響力を持つプラットフォームも将来出てくると考えられています。
また、メタバースの開発を仕事にする人も増え、大きく稼ぐ人も確実に増えるでしょう。
まずは、今回紹介したプラットフォームの中から「これ面白そう」というものを見つけて触ってみてくださいね。
「メタバースについてもっと勉強したい」という方は下記の記事もおすすめです。