このような悩みに答えていきます。
✔️ この記事でわかること
今回は「NFTはオワコンか」について紹介していきます。
この記事を書いている僕はNFT歴1年以上。NFT投資で含み益300万円、NFTメディアで月20万円以上稼いでいます。
結論、NFTはオワコンではありません。今から始めても遅くないですし、なんならこれからが本番です。
本記事では、NFTがオワコンと言われている理由を解説しつつ、NFTはオワコンではない根拠を紹介していきます。
記事後半ではNFTの始め方や注意点も紹介しています。
NFTをオワコンだと片付けるのはかんたん。でも、それってもったいないですよ。オワコンかどうか、この記事を最後まで読んで判断してみてくださいね。
目次
NFTがオワコンだと言われる理由
NFTがオワコンだと言われる理由は下記の通りです。
NFTがオワコンだと言われる理由
- NFTが難しくてよくわからないから
- 詐欺が多いから
- NFTの話題を聞かなくなったから
- 手数料が高いから
- 仮想通貨の価値が下がっているから
1:NFTがよくわからないから
NFTは、まだまだ新しい技術であり、一般的に理解されていません。
しかも、NFTは概念や仕組みの説明がかなり難しいんです。「ブロックチェーン」や「スマートコントラクト」などの横文字も多いので...
そのため、多くの人がNFTについて深く理解することができず挫折します。結果、「NFTはオワコンだ」と片付けられてしまうんです。
2:詐欺が多いから
NFTはかなり詐欺が多いです。数百万円単位で被害に遭う人も少なくありません。
なぜなら、NFTが新しい技術であるため、対策が難しいからです。
たとえば、オレオレ詐欺であれば対策は頭にパッと浮かびますよね。被害に遭わない自信もあるはず。でも、ことNFTは、対策のやり方がわかりにくいんです。
しかも、日々新しい詐欺手法が生まれているのも厄介です。このことから「NFTは危ない。だからオワコンだ」と言われてしまうのです。
NFTの詐欺手法や対策について知りたい方は【要注意】NFT詐欺(スキャム)の手法と対策方法を解説【実例あり】をご覧ください。
3:NFTの話題を聞かなくなったから
2021年ごろに「デジタルアートが75億円で売れた」「ツイートが3億円で売れた」のようなニュースをよく見かけましたよね。
しかし、最近はこのようなニュースをめっきり聞かなくなりました。
このようなビッグニュースを聞かなくなったことで、NFTがオワコン化したと考える人が多いようです。
4:手数料が高いから
NFTの問題点として、手数料の高さが挙げられます。
NFTを発行したり売買する際には、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
最近はガス代が高騰しており、「1,000円のNFTを買う手数料が2,000円かかる」といった状況です。
取引のコストが高騰したことで、NFT売買で収益化することが難しくなり、オワコンという人が増えたのです。
5:デジタルアートが売れなくなっているから
2022年から「PFP」と呼ばれるSNSアイコンに使われるNFTが流行しました。
国内だと「CNP(Crypto Ninja Partners)」や「NTP(Neo Tokyo Punks)」が有名です。
しかし、2023年後半からPFPの価格は軒並み下がっています。このことから、NFTはオワコンだと考える人が多いようです。
NFTがオワコンではない理由
NFTがオワコンではないと断言する理由は下記の通りです。
NFTがオワコンではない理由
- 芸能人や企業が参入しているから
- NFTゲームが登場したから
- 使用用途が増えているから
- 実際利益が出ている人が多いから
- コミュニケーションの手段になり得るから
1:芸能人や企業が参入しているから
最近は、芸能人やインフルエンサー、有名企業がNFTに参入しています。
- イケハヤさん
- 香取慎吾さん
- 関口メンディーさん
- ヒカルさん
- 松浦勝人さん
- マナブさん
- 与沢翼さん
- 前澤友作さん
- 株式会社メルカリ
- 楽天グループ株式会社
- 吉本興業
- スクウェア・エニックス
などなど、あげるとキリがありません。
YouTubeが芸能人が参入によって盛り上がったように、NFTにも今後芸能人や企業の参入が増え、盛り上がると思われます。
このような流れがあることから、NFTはオワコンではないと言えるでしょう。
2:NFTゲームが登場したから
NFTによるゲームも注目を集めています。
NFTゲームには、プレイヤーがゲーム内アイテムをNFTとして保有できるという特徴があります。このため、プレイヤーはゲーム内アイテムを現実のお金として売買することができます。
これにより、NFTゲームは新しいビジネスモデルを生み出す可能性があり、NFTがオワコンではない理由の一つと言えます。
3:使用用途が増えているから
これまで、NFTは主にSNSのアイコンやデジタルアートの売買に活用されてきました。
しかし、これからは卒業証明書やライブチケットなど、生活のあらゆる場面でNFTが利用されると思われます。
そうなると利用者も増え、盛り上がりを見せると考えています。
4:利益が出ている人が多いから
NFTによって実際に利益を得ている人も多くいます。
たとえば、アーティストが自分の作品をNFTとして販売し、高額な売り上げを得たり、プレイヤーがNFTゲーム内で得たアイテムを現実のお金として売買して利益を得たりしています。
これらの実例があることから、NFTがオワコンではない理由の一つと言えます。
5:コミュニケーションの手段になり得るから
NFTはコミュニティと相性が良いため、コミュニケーション手段の一つとして機能します。
同じNFTを持っている人同士の繋がりが増え、一緒にプロジェクトを立ち上げることも期待できます。
【オワコン化しない】NFTの買い方
NFTの具体的な買い方を、5ステップで解説します。
NFTの買い方
- 仮想通貨取引所の口座開設をする
- イーサリアムを購入する
- メタマスクを作成する
- メタマスクとOpenSeaを紐づける
- OpenSeaでNFTを購入する
1:仮想通貨取引所の口座開設をする
まず、仮想通貨を準備しましょう。なぜなら、NFTは現金ではなく、仮想通貨で購入するからです。
仮想通貨は取引所で入手できます。中でもおすすめなのがコインチェックです。
コインチェックは利用している人も多く、セキュリティも強固。そのため、初心者はコインチェックを使っておけば問題ありません。
「仮想通貨は難しそう」という人も多いと思いますが、口座開設も取引も簡単なので、以下の記事を参考にサクッと仮想通貨を手に入れてみてくださいね。
>>コインチェックの無料登録方法 続きを見る
【10分でできる】コインチェックの口座開設方法5ステップ【入金方法あり】
2:イーサリアムを購入する
コインチェックで口座開設できたら、イーサリアムを購入します。なぜイーサリアムかというと、NFTの購入のほとんどはイーサリアムで行うからです。
コインチェックの販売所でイーサリアムを購入します。
①:販売所(購入)を選択
②:通貨一覧の中から「ETH」を選択
③:購入するETHの数量を入力
④:数量が決まったら「購入する」を選択
これでイーサリアムの購入は完了です。
3:メタマスクを作成する
続いて、仮想通貨ウォレットの「MetaMask(メタマスク)」を作成していきます。
ウォレットとは、仮想通貨を入れる「財布」のようなものです。仮想通貨を入金することで、外部との取引が可能になります。
まず、メタマスクにアクセスします。
メタマスクには偽物も多く存在します。誤って偽物に入金してしまうと、資産を失う危険性があるので注意しましょう。
以下のリンクは安全です。
メタマスクアクセスできたら、メタマスクをGoogle Chromeに追加していきます。
「Install MetaMask for Chrome」をクリック。
画面右上の「Chromeに追加」をクリック。
これでメタマスクをChromeに追加できました。
続いて、ウォレットを作成していきます。
画面右の「ウォレットの作成」をクリック。
パスワードを作成します。
手順は以下の通り。
- パスワードを入力
- 利用規約に同意してチェック
- 「作成」をクリック
これでウォレットの作成は完了です。
次に、メタマスクのセキュリティを強化します。
まず、「秘密の言葉を表示するには、ここをクリックします」をクリック。
すると、バックアップフレーズが表示されます。
ここで、バックアップフレーズに関する注意点が2点あります。
バックアップフレーズの注意点
- バックアップフレーズはメモ帳等に書き写しておくこと
- バックアップフレーズは誰にも見せないこと
バックアップフレーズの保管は、スクリーンショットやデジタルのメモ帳ではなく、紙のメモ帳がおすすめです。また、バックアップフレーズを忘れたり他人に知られたりすると、ウォレット内の資産を全て失う可能性があります。大切に保存しておきましょう。
最後に、先ほど表示されていたバックアップフレーズを枠内に入力します。
これでメタマスクアカウントの作成は完了です。
次に、メタマスクに仮想通貨を送金していきます。
手順は以下の通り。
- 「暗号資産を送金」を選択
- 「Ethereumを送金」を選択
- 「送金先リストを選択」をクリック
続いて、メタマスクのアドレスを登録します。
Google Chromeのタブからメタマスクを選択し、アドレスをクリックしてコピーします。
宛先のラベルとアドレスを入力し、追加します。
- 新規ラベル:好きな名前を入力
- 新規宛先:先ほどコピーしたメタマスクのアドレスを入力
入力できたら「保存」を押します。
SMSが送信されるので、6桁のコードを入力します。
先ほど設定した宛先を選択し、送金する金額を入力します。
最後に「送金する」を押せばメタマスクへの送金は完了です。
4:メタマスクとOpenSeaを紐づける
続いて、OpenSeaとメタマスクを紐付けます。
Opensea(オープンシー)とは、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。「NFTの購入はOpenSeaで」と言ってもいいほど、大きなシェアを獲得しています。
まず、OpenSea(オープンシー)を開きます。
OpenSeaを開いたら、画面右上から「人のマーク→Settings」を選択。
「MetaMask」を選択します。
「Sign In」をクリック。
「接続」をクリック。
署名を要求されるので、「署名」をクリックします。
これで、MetaMaskとOpenSeaの接続は完了です。
5:OpenSeaでNFTを購入する
では、いよいよOpenSeaでNFTを購入していきます。ここでは、僕が先日購入した「VLCNP」のアイテムを例に紹介します。
まず、Openseaのページから欲しいNFTを選択します(必ず公式のリンクからアクセスしましょう)。
※購入するNFTについては、【2023年】NFT初心者におすすめの国内プロジェクト10選【予算別】を参考にしてみてください。
欲しい作品が決まったら、「Buy Now」をクリック。
「Complete Purchase」をクリックします。
あとは、本体の代金とガス代を払えば購入完了です。購入が完了すると、以下のようなメールが送られてきます。
コレクションの中に入っていることも確認できました。
NFTの注意点【これやるとオワコン化します】
最後に、NFTの注意点を紹介します。知っておかないとNFTや仮想通貨を失う恐れがあるので頭に入れておきましょう。
NFTの買い方に関する注意点
- シークレットフレーズを他人に教えない
- 少額から始める
- 怪しいプロジェクトに注意する
1:シークレットフレーズを他人に教えない
NFTの取引に必要なウォレットですが、一つ注意点があります。それは、「シークレットフレーズは絶対に人に教えないこと」です。
シークレットフレーズは、12個の英単語で構成されたパスワードのようなものです。シークレットフレーズを人に教えてしまうと、ウォレットに入っている資産を全て抜き取られてしまう可能性があります。
そのため、シークレットフレーズは大切に保管しつつ、誰にも教えないようにしましょう。
2:少額から始める
NFT初心者がいきなり数十万円から取引することはあまりおすすめしません。なぜなら、知識がない状態だと、使い方を間違えたり、失ってしまうことがあるからです。
まずは余剰資金で、数千円から1万円のNFTを購入することから始めてみましょう。
以下の記事では、予算別のおすすめNFTを紹介しています。何を買えばいいかわからない人は参考にしてみてください。
>>おすすめのNFT
3:怪しいプロジェクトに注意する
NFTのプロジェクトの中には、資産を騙し取ろうとする悪質なものも少なからず存在します。例えば、Twitterで「無料のNFTをプレゼントします」と言って資産を抜き取ろうとするパターンです。
プロジェクト派の参加やNFTの購入の際には、SNSの評判やサイトで安全かを確認しておきましょう。
NFTに関する注意点は以下の記事で紹介しています。 続きを見る
>>NFTの注意点
【要注意】NFT詐欺(スキャム)の手法と対策方法を解説【実例あり】
「NFTはオワコン」に関するよくある質問
「NFTはオワコン」に関するよくある質問に回答します。
Q1:NFTの初期費用はいくら?
NFTの初期費用は5000円〜10000円ほどです。
内訳は下記の通りです。
- 仮想通貨取引所からメタマスクへの送金手数料(2,000〜3,000円)
- NFTの本体代(0円〜)
- NFTの購入にかかるガス代(500〜1,500円)
NFTの初期費用は、NFTの初期費用はいくら?損しない始め方も解説【初心者向け】でまとめています。
Q2:オワコン化しないNFTはある?
オワコン化しないと言い切るのは難しいです。
個人的におすすめのNFTを【2023年】NFT初心者におすすめの国内プロジェクト10選【予算別】でまとめているので、読んでみてください。
※NFTの購入はご自身で調べつつ、自己責任でお願いします。
Q3:NFTはどうやって勉強すればいいの?
NFTを全く知らない状態の人には、NFTの本を読んでみると良いでしょう。おすすめは「NFTの教科書」です。
NFTの基礎から実例まで幅広く解説されています。とりあえずこれだけ読んでおけば問題ありません。
法律や税金関連については情報が少し古い可能性があるので、読まなくても大丈夫です。
ポイント
そんな「NFTの教科書」は、Amazonの「Audible(オーディブル)」の無料体験を使うことで無料で読む(聴く)ことができます。ぜひ試してみてくださいね!
NFTの勉強方法はNFTのおすすめ勉強方法7選!基礎理解から実践までわかりやすく解説でまとめているのであわせて読んでみてください!
まとめ:NFTはオワコンどころか始まったばかり
本記事では、NFTはオワコンなのかについて解説しました。
✔️ 本記事のまとめ
- NFTは、難しさや詐欺の多さなどからオワコンと言われることも多い
- 有名人や企業の参入、利用手段の拡大から、オワコンではないと断言できる
- NFTがオワコンかどうかは実際にNFTを触ってから判断すべき
NFTはオワコンどころかまだまだ始まったばかりです。
NFTを知っていることで、ビジネスが拡大したり、生活が便利になったりすることは間違いありません。
実は、かつてインターネットもオワコンって言われていたことがあるんですよ。でも、今では生活に欠かせないインフラになってますよね。
今からNFTにフルコミットする必要はありません。ですが、NFTの意味を知ったり、実際に買っておいたりすることは重要です。
NFTがオワコンと決めつける前に、まずは一つNFTを買ってみましょう。合わなかったら、やめればOKです。