兵庫県・宝塚市で70代夫婦が約254億円を寄付したことで話題になっています。
SNSの情報によると、寄付したのは岡本光一さんという方のようです。
本記事では、岡本光一さんが何者なのかについて紹介します。
岡本光一は何者?
岡本光一さんは、キーエンスの元役員で大株主の実業家です。
キーエンスの3番目の社員として入社し、後に常務まで務めました。
入社時に取得した株式が会社の急成長により大幅に価値が上がり、莫大な資産を築きました。
2025年2月3日現在、キーエンス株式を295万2000株保有しており、その時価総額は約1877億円に達しています。
995年の阪神・淡路大震災をきっかけにボランティア活動を始め、2002年から市内で福祉施設等を運営しています。
現在は「公益財団法人 プラザ・コム」の代表理事として、福祉活動やボランティア活動に携わっています。
妻は岡本明美さん
妻の岡本明美さんと共に、2025年2月3日に宝塚市立病院の建設資金として254億円を寄付しました。
このように、岡本光一さんは、ビジネスでの成功を社会貢献に活かし、多額の寄付や福祉活動を通じて地域社会に貢献している人物です。
岡本光一がキーエンスを退職した理由は?
岡本光一がキーエンスを辞職した理由は、会社の急成長により部下が多くなり、人を扱うことが苦手だった岡本氏は管理職としての役割に適応できなくなったからです。
元々技術者だった岡本さんは、「技術屋だから人を扱うのが苦手だった」と語っています。
1994年、キーエンスが上場して大きな自社ビルが建った頃に辞職を決意しました。
辞職の際、「何か理由がないと」と考え、「ボランティアをしたいから」という理由を挙げました。実際には、この時点でボランティアをする明確な意図はなかったようです。
会社の規模が拡大し、岡本氏の役割が変化したことが主な理由だったと考えられます。
岡本氏は、キーエンスの3番目の社員として入社し、会社の成長に大きく貢献しましたが、最終的には自身の適性と会社の方向性の変化により辞職を選択したようです。
岡本光一は何者:まとめ
本記事では、兵庫県・宝塚市で夫婦が約254億円を寄付したことで話題になった岡本光一さんが何者かについて紹介しました。
紹介した通り、岡本光一さんは元キーエンスの社員で、現在はボランティア活動などを行なっています。
キーエンスを辞めた理由としては、会社が大きくなりすぎて居心地が悪くなった空のようです。