
具体的にどう使えばいいの?
このような悩みに答えていきます。
「共起語」とは、キーワードとあわせて頻繁に使われるワードのことです。
共起語にはSEO対策の効果があり、適切に使うことでアクセスのアップにつながります。
SEO対策として共起語まで考えている人は意外と少ないので、使い方を知っているだけで差をつけることができます。
本記事では、「共起語」の使い方や注意点、無料ツールを使った共起後の探し方まで解説しています。
この記事を参考に「共起語」の使い方をマスターしていきましょう!
✔️ 本記事の内容
・共起語とは?
・無料ツール「ラッコキーワード」を使った共起語の探し方
・SEO対策に効果的な共起語の使い方と注意点
目次
共起語とは?
冒頭でも紹介しましたが、「共起語」とは、キーワードとあわせて頻繁に使われるワードのことです。
これだけではよくわからないと思うので、具体例を紹介していきます。
たとえば、「ダイエット 方法」のキーワードで書かれている記事にはどのようなワードが多く含まれているでしょうか?
「カロリー」「運動」「痩せる」「食事」などが思い浮かぶと思います。
これが共起語です。
これらのワードや関連する情報を記事の中に盛り込むことで、SEOの効果を上げることができます。
とはいえ、共起語を自分で考えるには限界があるので、ツールを使って調べることが必要になります(のちほど紹介します)。
具体的な使い方に入る前に、共起語と間違えやすい「関連キーワード」と「サジェストキーワード」について簡単に説明します。
関連キーワードとの違い
共起語と似たものに「関連キーワード」があります。
関連キーワードは検索結果の下部に表示される以下のようなキーワードのことです。
「このキーワードで調べている人は、他にこんなキーワードでも調べていますよ」と教えてくれています。
関連キーワード
共起語とは異なるので、間違えないようにしましょう。
サジェストキーワードとの違い
関連キーワードの他に「サジェストキーワード」もあります。
サジェストキーワードは検索窓にキーワードを打ち込んだときに出てくる「検索キーワードの候補」です。
検索段階で表示されるものなので、こちらも共起語とは性質は異なります。
サジェストキーワード
まとめると以下の通り。
ポイント
共起語:記事の中でキーワードとあわせて使われている言葉
関連キーワード:検索結果の下部に表示されているキーワード
サジェストキーワード:検索窓に表示されるキーワードの「候補」
関連キーワードとサジェストキーワードもSEO対策に重要なものなので、共起語とあわせて押さえておきましょう。
無料ツール「ラッコキーワード」を使った共起語の探し方
ここからは、無料ツール「ラッコキーワード」を使った共起語の探し方を紹介していきます。
まず、ラッコキーワードを開きます。
開いたら検索窓に調べたいキーワードを入れます(今回は「ダイエット 方法」)。
検索結果の画面の左にある「共起語βを見る」をクリックします。
すると、共起語が一覧で表示されます。
これらのワードが、「ダイエット 方法」で検索したときに上位表示される記事に頻繁に使われているキーワードです。
ちょっと画像が見づらいですね...スミマセン。こちらから実際の画面を確認できます。
次に、上部の「共起回数 ページ全体」をクリックして、共起語を共起回数(共起語が使われている回数)が多い順に並び替えます。
上位にあるものほどよく使われているので、優先的に記事に入れるようにしましょう。
SEO対策に効果的な共起語の使い方【注意点あり】
共起語は適切に使えば、SEOへの効果が期待できます。
なぜなら、Googleはコンテンツの質を「読者に必要な情報が盛り込まれているか」で判断するからです。
共起語を調査し、そのワードや情報を過不足なく盛り込むことで、コンテンツの質が上がり、Googleから評価されやすくなります。
そのため、共起語はSEO対策に有効であると言えます。
ポイント
共起語を入れること自体よりも、共起語をもとに「どんなコンテンツが必要かを把握すること」が大切です。
共起語の効果的な使い方
ここでは、共起語の効果的な使い方を紹介していきます。
共起語は、主に以下の3つに使います。
1.検索意図の調査
2.コンテンツへの情報の追加
3.言葉の言い換え
1.検索意図の調査
共起語を見ると、ユーザーの検索意図がわかります。
「ダイエット 方法」の例で言えば、検索するユーザーは「食事」「運動」「カロリー」について知りたがっているということがわかります。
共起語を参考にしながらユーザーが求めている情報が入った記事を書くことで、ユーザーの満足度の高い記事を書くことができます。

2.コンテンツへの情報の追加
共起語をもとに、すでに書いた記事にコンテンツを追加するという活用方法もあります。
共起回数が多いにもかかわらず記事で取り扱っていなかった場合、その共起語に合わせてコンテンツを追加することで、SEOの効果が期待できます。
3.言葉の言い換え
共起語をもとに、言葉の表現を換えるという方法もあります。
この記事を例に紹介します。
この記事で頻繁に使っている「ユーザー」は「読者」とほとんど同じ意味です。
しかし、共起回数で比べてとき、「ユーザー」が上位にあるので、この記事では「ユーザー」という言葉を使っています。
このように、言い換えても意味が変わらない場合はより共起回数が多い方に言い換えることができます。
共起語の注意点
共起語の使う際の注意点は、「共起語を入れすぎないこと」です。
共起語をたくさん入れることにこだわりすぎると、以下の3つのデメリットがあります。
①違和感のある文章になり、ユーザーが離脱する
②Googleからペナルティを受ける可能性がある
③検索意図から外れた内容の記事になってしまう
共起語を無理やり大量に入れてしまうと、逆効果になってしまった、なんてことも起こりうるのです。
文章に違和感が出ない程度に共起語を入れることを心がけましょう。
まとめ:共起語を「正しく」使ってSEO対策の効果を上げよう
✔️ 本記事のまとめ
・共起語とは、「キーワードとあわせて使われるワード」
・共起語をもとに「どんなコンテンツが必要か」を把握することで、SEO効果が高まる
・共起語は「ラッコキーワード」を使って探す
・使い方を間違えると逆効果になる
共起語はSEO対策の「裏ワザ」ではありません。
ユーザーの検索意図や評価される記事の作成のヒントとしてうまく活用していきましょう。
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